昨日、レッスン中に生徒さんとちょっと話したのだけれど、
2030年までに・・・
つまりあと9年で 再エネ化は難しいんじゃないかということでした。
なぜなら
再エネにするにも 何かの工程で
CO2が莫大に出る作業が必要なわけで
だから
結局 原発に頼るか
いやなら 経済を大幅にダウンさせられるか
行くも地獄、戻るも地獄のような
まるで今回のオリンピックのような悩みどころという話題。
経済を大幅にダウンさせられることが出来るか?
という選択に至れば
毎日お風呂に入るのも出来なくなるし
その方法としても薪で風呂を沸かし、
米も竈で炊くという生活になる。
24時間営業は無くなり、夜の街はほとんどなくなる。
明るくなったら起きて畑を耕し、一日食べることのために精を出す。
暗くなったら寝る。
これって 生きる上で本来は普通のことなのだけれど
こうして
ネットがどんな家庭にも普及しているような現代から
石器時代のようにあと9年で変えられるわけがない。
そう考えると
「もう進むしかない」という結論になっているのが今。
きちっとしている有識者なんかは
そうであっても それでも振り返ってストップしようと警鐘を鳴らすけれど
多くの人間は 「楽は一番楽でいい」に無意識にどっぷりつかって
都合のいい様に生きられると思っている。
ああ、人間の末路・・・・。
そんな時代に自分も生きているなんて 子供の頃には思いもしませんでした。
蒸気機関車が出た産業革命は
目に見える発展と手ごたえのある夢の副作用として 地球環境を荒らし、
デジタルの現代の産業革命は
目に見えない発展と手ごたえのない夢の副作用として 人間そのものを荒らす。
私はそう思っています。
これが世界中だから もうどうにも止められないし
三島由紀夫が「日本人(人間)は豚になる」としたのもわかります。
タコ焼き↓
いろんなことを考える。
そして 今日もピアノに向かい、食事は愛する人と。
一日を丁寧に過ごします。