まずい。男とばかり結束が固まっている。
こんなことばかりしていいんだろうか?
女子と仲良くなるために、バイトをやってるんではないのか?

本業中は、本業に集中している。
そのメリハリがなければ、ダブルワークは、できない。
本業中は、休憩以外、機械のように働くように、今日もそれに徹していた。
きのう、ゆっくり、入浴できたせいか、動きもかるい。休憩まではあっという間だ。

いつもの大学生からのラインがなる。
それをみて、わたしは、気が動転した。

どうやら、大学生の妹が、バイト先の学生と、友達らしく、バイトが、おわったあとに、楽しくしている私たちの様子を話したらしい。それに興味をもったグループが、ご飯食べさせてくれと言ってきた。
この際、お金はどうでもいい。
たぶん、高い金払って、それでおわりになる可能性がたかい。
でも、それよりも、女子と仲良くなれるチャンスだ。

いろいろ、どんなアプローチをかけるか、悩んでいたが、チャンスは、むこうから、転がってきた。

想像が膨らむ。いままで、押さえていた分、考えは飛躍してしまう。

感情をもってしまった機械は、ろくなことがない。

休憩あけのわたしは、散々だった。
ふだん、無表情で、おこなう仕事も、かおが、緩みっぱなしだ。

マフラーさんに、気づかれてしまったが、就業時間が終わるとわたしは、そそくさと、工場を後にした。

嫁に逃げられてからしばらくたつが、やっと運気が回ってきたような気がした。

うれしいが、これは、チームワークで勝ち取った結果だ。
大学生とも、これからも、なかよくやっていけるだろう。