パートの中で、気品よく、上流階級な暮らしをしている白鳥さんがいる。
このかたは、よい会社に勤める旦那さんがおり、パートなどやる必要がないのに、週の半分くらいは、店にでている。
じっさい、回転寿司はもう何年もきたことがなく、一皿100円ということに、すごい驚いていた。
それでいても、やはり、高級な食材を目にする機会が多いから、ネタの質がやはり気になるらしく、こんな、マグロ初めてみたから始まり、ネタが薄いだの、わさびが、ダメだの、慣れてくると、あら捜しがひどくなってきた。
一度、旦那に回転寿司屋を味合わせたくて、連れてきていたときがあったが、シャリからネタを剥がして、クスクスわらったり、写真をとり、だれか高級な友人に画像をおくり、相手からの反応をみて、二人で笑ったりしていた。
なん皿か、手にとってみたが、どれも、食べきったものはなく、ただ、遊びでみにきたというのが、アリアリだった。

わたしは、社会の中でも底辺な暮らしをしており、寿司は回転寿司屋であっても、ごちそうと思っている。
白鳥さんのように、家にいると、ケータリングで、頼んじゃうから、食事つくらないし、リハビリになるからと、片手間に来ているようなひとは、やはり好きになれない。
顔は、きれいな顔しているが、その高級な化粧品で、コーティングされた、地の顔は、きっと、強欲な醜い顔をしているんだろうなとおもっている。

一回、魚の汁が顔に飛んだときは、トイレにいき、二度とその日は戻ってこなかった。
どうやら、地層はかなりふかく、緻密な構造をしているらしく、部分補修に失敗したらしい。