ドキドキがとまらない。

きたろうの怖い一面をみた、女子は、冷や汗をかいている。
恋愛感情のドキドキではなく、恐怖からのドキドキは、心臓の動きを圧迫する。

だれかにいえば、気が楽になるのか?と思い、回りをキョロキョロしてみるが、そのキョロキョロしている姿を、きたろうにみられているのではないかと、おもうと、いうに、いえない。
きたろうは、下をむいているが、目線だけこちらに向けられているのではとも、おもえてしまう。

『あれ~、きたろうたべてんじゃん!』

課金王が、こえをかけてきた。
となりの席に、同じゲームをやっている女子がすわり、ごきげんのようだ。