かおがゆるむ。
バイト先についたら、まず、大学生のグループに混じる。

きたろうが、離れた位置にたっている。

『あー、あいつほんとに、バイトにいたんだ。言われてみればなんかいたかも。』

と考えたのは数秒。きたろうのことは、どうでもいい。

[やっぱり、ここは、お好み焼きでしょ]

(ラーメンの話に食いついたんだからラーメンでしょ)

《いやいや、やっぱり焼き肉とかは?》

はなしは、どこにいこうか?と討論中だ。
わたしは、お好み焼きのように、ワイワイするほうに同意したいが、みんなの意見にも合わせたい。
悪い話しじゃないから、実りのある会話になる。

[いっそのこと、ボーリングは?]

〔うお??その発想は、なかった。〕

わたしたちは、食事に行くという話から、何を食べるかしか頭が働いてなかったが、たしかに、遊んでからご飯というのもありだろう。

ここまでくると、かなり話が飛躍してしまっているが、走り出した男たちの妄想は止まらない。

向こうも、四人以上でくるから、車は、二台以上ないとたりないな。

なぜか、合コンのように、同人数くることが確定しているかのように話がすすむ。

わたしは、まだ、見ぬ女子グループを想像して、車上のメンバー割りを考え始めていた。