豆桜(マメザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木ないし小高木である。
フォッサマグナ要素の植物で、富士山や箱根を中心とした山地に分布する。
このため別名を富士桜(フジザクラ)ともいう。
樹高は3~8メートルくらいである。
樹皮は暗い灰色で、老木には縦に粗い亀裂が入る。
葉は小形の倒卵形ないし卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、つけ根は円形ないし楔形である。
縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
柄は長さが1センチくらいで軟毛が生える。
表面にも裏面にも毛が生える。
開花時期は4~6月である。
葉の展開に先立って開花する。
花の色は白ないし淡い紅色である。
一重で花径は2センチくらいである。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus incisa
★限られた地域に生きる豆桜
群れなし咲いて見事な姿

