山査子(サンザシ)2


山査子(サンザシ)はバラ科サンザシ属の落葉低木である。
原産地は中国で、日本へは江戸時代の享保年間に薬用植物として渡来した。
庭木や盆栽にもされる。
樹高は1~3メートルくらいになる。
枝はよく分枝し、枝の変形である刺を有する。
葉は互い違いに生え(互生)、倒卵形でつけ根の部分は楔形をしている。
開花時期は4~5月である。
枝先に白い5弁花を散房状(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)につける。
果実成熟期は9~10月である。
果実は球形で、赤色や黄色に熟する。
食用になり、観賞もできる。
また、健胃・整腸剤として利用される。
俳句では「山査子の花」が春の季語である。
花の写真は5月に鎌倉の収玄寺で撮った。
実の写真は10月に鎌倉の長谷寺で撮った。
学名:Crataegus cuneata


★渡来して江戸の薬師が珍重す
 山査子の実はときめきの色

山査子(サンザシ)