犬サフラン(イヌサフラン)はユリ科コルチカム属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
球根植物で、机の上に置いておくだけでも花を咲かせる。
草丈は10~20センチくらいである。
花の咲くころには葉はなく、翌春になって線形の葉が出てくる。
開花時期は9~10月である。
花の色は藤紫、ピンク、白などである。
クロッカスやサフランに似ているが、雄しべの数や形状が異なる。
犬サフラン(イヌサフラン)の雄しべは6本である。
名の由来は、サフランに似ているが食材として役に立たないことからきている(サフランはフランス料理の食材)。
一般にはコルチカムの名で流通している。
コルヒチンという痛風治療薬の原料となる。
コルヒチンはアルカロイドで、誤食すると呼吸麻痺を起こすこともある。
写真は9月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Colchicum autumnale
★どことなく妖気を秘めて土の上
犬サフランの灯す明かりか

