紫(ムラサキ)


紫(ムラサキ)はムラサキ科ムラサキ属の多年草である。
東アジアに広く分布し、水はけのよい山野に自生する。
古くは中国最古の薬物書「神農本草経」にも登場し、また万葉集にも多数登場する。
根は乾燥すると紫色となり、紫根(しこん)と呼ばれ、紫の染料として利用されてきた。
また、漢方でも解熱薬、解毒薬、皮膚病の薬などとして用いられる。
草丈は30~60センチくらいである。
茎は直立し、上方で枝分かれする。
葉は披針形で、互い違いに生える。
開花時期は6~7月である。
茎先に小さな白い五弁花をつける。
花の真ん中がへこんでいるのが特徴である。
写真は6月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Lithospermum erythrorhizon


★紫の雅は土の下なりと
 軽やかに咲く花は純白