空木(ウツギ)2

空木(ウツギ)はユキノシタ科ウツギ属の落葉低木である。
日本各地の山野に自生し、生垣にも植えられている。
空木(ウツギ)の名は、枝が中空になっていることからつけられたものである。
材質は硬く、木釘や楊枝などに用いられている。
樹高は1~2メートルくらいである。
葉は細長い卵形で先が尖り、向かい合って生える。
葉の長さは3~6センチくらいである。
縁には浅い鋸歯がある。
開花時期は5~6月くらいである。
白い五弁花を円錐状の花序にたくさん垂れ下がってつける。
別名は卯の花(ウノハナ)である。
これは、卯月(陰暦4月)に花が咲くということからつけられた名である。
「♪卯の花の匂う垣根に…」の卯の花である。
なお、葉や実を乾燥させたものには利尿効果があり、生薬名を溲疏(そうじょ)と言う。
俳句では、「卯の花」「空木の花」「花空木」「卯の花垣」などが夏の季語である。
写真は5月に赤塚植物園で撮った。
実の写真は10月に清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Deutzia crenata


★花見ればふいと忘れる蒸し暑さ
 卯の花の笑みそよ風を呼び


空木(ウツギ)