辛夷(コブシ)

辛夷(コブシ)はモクレン科モクレン属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布しており、山地に多いが庭木ともされる。
開花時期は3月から4月にかけてで、香りのある大きな白色六弁花を咲かせる。
「北国の春」(千昌夫)の歌詞に出てくることで有名となったが、山に春を呼ぶ植物として慕われている。
また、つぼみを摘み取り乾燥させたものを辛夷(しんい)と言い、鎮静・鎮痛剤として利用されている。
俳句の季語は春である。
写真は3月に大船植物園で撮った。
学名:Magnolia kobus


★青空に溶け込むように辛夷咲く
 春の小道を君と二人で
☆花びらは空にひらひら舞い踊り
 辛夷指差し見つめん二人