白花沈丁花(シロバナジンチョウゲ)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
樹高は100~150センチくらいになる。
葉は倒披針形で、縁は全縁である。
厚い革質で光沢がある。
花期は2~3月である。
枝先に香りの良い花を頭状につける。
花には花弁はない。
花のように見えるのは萼である。
俳句の季語は春である。
ただし、その強い香りのために、お茶の席などでは「禁花」とされてきたという。
また、樹液には皮膚炎を引き起す成分が含まれている。
写真は3月に大船植物園で撮った。
学名:Daphne odora cv. Alba
★仄かなる香りやさしき沈丁花
真白き花は春の陽浴びて