大仏建立とそれに関わった人達を描いたドラマ「大仏開眼」
http://www.nhk.or.jp/osaka/daibutsukaigen/
前後編を見ました。
奈良時代にこんな凄い人がいたのかぁって、びっくりだったし、
歴史って面白いなぁと思った作品でした。
今の時代と通じるものが沢山ある感じがあって…
今の政治家さんにも見て欲しい位。
主人公である、吉備真備の台詞の中に、いい言葉が沢山あって、
この事を全員が実践できたなら
幸せな世界になるんだろうなぁ。
でも、理屈では叶っても、実際は色んな考えの人がいる訳で…
だからこそ、いろんな争いは無くならないんですよね。
出演されていた役者さんもすごく良くて、キャスティングした人は
凄いなぁって思いました。
特に吉岡秀隆さんの真備がめちゃくちゃ良かったです。
はまり役。
やっぱり善人が合うなぁ。
堂々とした役所ってあんまり見たことがなかったので、
ちょっと今までに無い一面が見れて新鮮でした。
格好よかったです。
真備が草食系だとすると、
藤原仲麻呂は肉食系?
高橋克典さんが演じていたんですけど、野心バリバリでギラギラする感じが
良かった。
全く間逆ともいえる雰囲気のお二人が演じていたので、より違いが浮き彫りになって
深みのあるドラマになったんじゃないかと思いました。
前後編とも、真備と仲麻呂の相対するシーン何度があるのですが、
二人のぶつかり合い、殺生はないけど、それに匹敵するくらいの迫力。
気迫が伝わってきて素晴らしかったです。
真備の「戦わずして、勝つ」見事にやってのけてます。天晴れ~。
奈良時代のドラマってあまりないので、衣装とか、所作がいつもの時代劇と違うので
面白かったし、新鮮でした。
黄金の大仏様も今のお顔と違って、もっと神秘的なお顔で素敵でした。
建立当時の大仏様、見て見たかったですね。