先週、伊丹市立美術館に、
生誕100年記念ハンス・フィッシャーの世界展
http://www.artmuseum-itami.jp/
を見に行ってきました。
何処か忘れてしまったのですが、ポスターが貼ってあって
気になっていたので、一人ぶらっと行ってきました。
この日は快晴で、空が青くて高かった…。
下の雲、海獣みたいに見えます。
美術館の近くに古い土蔵にような建物が沢山ありました。
伊丹郷町と言って
この辺りは、かつて酒作りが盛んな町だったようです。
酒造メーカーの社屋もありました。
ハンス・フィッシャーさんは、
「ブレーメンのおんがくたい」や「こねこのぴっち」などを書かれた絵本作家さん。
絵本作家さんの以前は舞台美術、ショーウィンドウ等の飾り付けなど大掛かりな仕事もされていたようです。
多忙で体を壊して家にいるようになってから、3人の子供達のために絵本は作られたようです。
絵本の原画が、文章とともに展示されていました。
子供達の為に書いたという絵本の数々は、子供達への愛情があふれていて、
優しい文章と可愛い絵で心がほっこり癒されました。
展示されている原画の数がとても多くて、見ごたえがありました。
どっぷり絵本の世界に浸る事が出来ます。
「こねこのぴっち」が可愛かったなぁ。
すっかり気に入って、ミュージアムショップでグッズも買ってしまいました。
展示を見終わって、美術館を出ると、
隣に趣のある建物があったので、入ってみました。
↑
県の文化財、旧石橋家住宅
http://www.city.itami.lg.jp/SHISETSU/_8276/0003873.html
江戸時代後期に建てられた商家をこちらに移築
無料で中を見学できます。
↑
国の重要文化財、旧岡田家住宅(店舗・酒蔵)
http://www.city.itami.lg.jp/SHISETSU/_8276/0003878.html
古い大きなかまど等もありました。
建物は天井が高く、日本酒の匂いが微かにしました。
以前酒蔵だったところは、ホールとしても使われているそうです。
伊丹は空港…のイメージしか無くて、あまり足を運んだ事が無かったのですが
美術館に行ったお陰で、色々な発見があって楽しい1日になりました。
ほかにも色々史跡があるようなので、春になったらてくてく歩いてみようかな
と思っています。