私の年齢の農家で育った方なら見たことがあるかも知れませんが
一斗枡(イットマス)とは米を計る枡のことです
これがその写真です。

米を 俵(たわら)に積める為に計る物で一升枡で10杯分入いります
10升計る為に入れた米を上にある棒で平らにすり切ります
俵にはこの枡で4杯入れます
すなわち4斗で1俵ということになります
米俵

量の単位は今でも尺貫法が通ってます
炊飯器なら五合炊きとか
一升炊きなどと呼びますね
酒は一升瓶や四合瓶とか言います
一斗カンも解ると思いますが米の一斗枡はあまり馴染みがありませんね今は紙袋だから
米を俵に積めるには必要な物でした
ついでに話しますと大名が
なん万石といわれますが
この石だかの石とは人が
1年間に食べる米の量を一石
としたものです
すなわち1日3合✖️365日分
です
この量は俵で2俵半となります。
法事が家でありお供えの花をいただきました
たまたま倉庫で、この一斗枡をみつけたのでこの中にバケツを入れて花を挿しました
季節の花としてシャクナゲとドウダンツツジです

眠っていた一斗枡も日の目をみましたね。
木材で出来ておりインテリアとしてもいいかもね‼️