人は夢幻のやうなる世に、…「…人は夢幻のやうなる世に、誰かとまりて、悪しきことをも見、よきをも見思ふべき…」“訳文” 人間は夢や幻のような(短くはかない)この世に、だれが生き長らえて、悪いことをも(真に悪いと)見、よいことをも(真によいと)見たり思ったりできようか(いや、だれもできないだろう)『堤中納言物語』「虫めづる姫君」より前回の「蟲」というブログで今年を終えるのも、どうかと思ったので “虫”や“幻”という言葉が繋がるこの一文を書いてみました。何はともあれ、穏やかな年を迎えることができますように。