寡占化する社会 | ひだまり 日常生活

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冷凍カツ横流し事件で食品が大量廃棄されている現実が露呈しました。
プラスチック片混入により何万枚ものカツが廃棄されることによって、どれほど多くの鶏が無になったのでしょうか。
大量生産は機械を動かすと簡単に止められないうえ、点検や清掃による停止ではコストがかかります。
機械の停止よりも異物の混ざった可能性がある商品を廃棄するほうが安くつくのでしょうか。
それにしても、命に対する尊厳や倫理観はどこへいったのでしょう。

一方、日本の家電メーカーを買収した台湾の企業のようなビジネスモデルが幅をきかせる社会になっています。
販売者は別なのに実質的には製造者が同じということで、寡占状態は私たちの知らないうちに水面下で進んでいるようです。

わずかな動きですが、食品については、今まで販売者と製造所固有記号の記載でよかったため消費者は製造者を知ることはできませんでしたが、消費者への情報提供の観点から見直されて食品表示法が改正されました。
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/160127_siryo_1.pdf


異常な寡占化やグローバル化が進む社会に対して、私は漠然とした疑問や違和感、そして反感を抱いています。
反発したところで、所得が少なければ甘んじてPB商品や輸入品を買わざるを得ないのが現実です。
多様性はおろか、これでは選択肢も失われていくような気がします。

このような状況でも、活路を見出している小規模事業者は、社会の隠れたニーズをきちんと見極めておられるのでしょう。
商品やサービスの具体化に至るまでには、相応の時間と労力が必要で、簡単ではないのだと思います。