こんにちは。。。
雨が降りそうな感じですが、まだもってる大阪です。
土曜日、日曜日と「笑う男」を観てきました。
「笑う犬」と間違えそうなタイトルですが・・・・
あらすじはこんな感じ(HPのコピーですが~~)
“The paradise of the rich is made out of the hell of the poor”
—金持ちの楽園は貧乏人の地獄によって造られる-
(小説:「The Man Who Laughs」より)
1689年、イングランド、冬。“子供買い”の異名を持つコンプラチコの手により、見世物として口を裂かれ醜悪な笑みを貼り付けられた少年、グウィンプレンは、一行の船から放り出されて一人あてもなく雪のなかを彷徨う。そのさなか、凍え死んだ女性が抱える赤ん坊、後のデアを見つけ、道すがら偶然辿り着いた興行師、ウルシュス(山口祐一郎)の元へ身を寄せた二人は彼と生活を共にすることとなる――
青年となったグウィンプレン(浦井健治)はその奇怪な見た目で“笑う男”として話題を呼び、一躍有名人になっていた。盲目のデア(夢咲ねね/衛藤美彩)と共に自らの生い立ちを演じる興行で人気を博す二人は、いつしか互いを信頼し、愛し合う関係となる。
そこへ彼らの興行に興味を持った 公爵のジョシアナ(朝夏まなと)とその婚約者、デヴィット・ディリー・ムーア卿(宮原浩暢)が来訪する。
醜くも魅惑的なグウィンプレンの姿に心を惹かれたジョシアナは、彼を自身の元へ呼びつけ誘惑する。 突然の愛の言葉に動揺するグウィンプレンがウルシュスらの元に戻ると、突然牢獄へと連行され、そこで王宮の使用人、 フェドロ(石川 禅)より衝撃の事実が明かされた――
原作が、レミゼやノートルダムのヴィクトルユーゴーなので、見終わったあと、心に「どーん」とくるのかな?と思い観に行きました。
でも、なぜか、あまり「どーん」とこなくてね・・・・。。
まわりは結構、泣いてる人もいたのですが、泣くこともなく・・・・。。
どうした、私
感動は、したんですよ。。。
曲もワイルドホーンさんだから、1曲が長いけど、耳心地もいいですしね。
出演者はみなさん、よかったです(アイドルの方以外・・・・)
浦井君は安定のカッコよさだしね。。
2幕の貴族での衣装は、なんだか宝塚の羽根がみえました(笑)
山口祐一郎さんも、あいかわらずの手を動かしながらの熱唱・・・・・(いや、すばらしいんですよー。)
囁くような歌も、祐一郎さんは素敵なんですよねー。。
まー様が、女でした。
いや、もともと女性ですが、もう、今回の役は、うらいくんに迫る迫る。。。怖いぐらいに迫ってました。
でも、最後はちょっとじーんとくるところもあり。。
禅さんも、ちょっとひと癖ありそうなお役でしたしね。
できれば、もうちょっと活躍してほしかったけど。。
あとは、OGの、とし君が活躍してました。
キレッキレのダンスも健在でした。。
出演者も素晴らしかったのに、なぜ「どーん」とこなかったのか。。
多分、最後が、ちょっと宝塚チックだったから、「おや?この終わり方でいいのか??」という疑問がわいてきてしまったんですよね。。
他にも疑問点があったのですが、それは浦井君おともだちさんに、おしえてもらいました。
1回目に観たときよりも、2回目のほうが理解出来てよかったので、もう1回観たら、また感想がちがうのかもしれません。。
そうそう、1回目の時、席が1階の6列目でかなり前だったのですが、目の前にミュージカル界ではおなじみの塩田先生が、かなり激しく動きながら指揮されていて、そちらに目がいっちゃいました・・・・・。
舞台が暗いので、塩田先生の頭にスポットライトがあたってたしね。。
梅芸は3階席のほうが、1階よりも音響がいいのも気づきました。
1日目は、なんだか音がちいさいな・・・・っておもってたんです。
でも、2日目の3階席では、全体的に響いてて、いい音だったですよねー。
座る場所にも、音もちがうのを実感しました。
といっても、梅芸公演はたいてい3階席から観ることが多いのですが。。
きっと、また再演もされると思うので、その時は、ブラッシュアップしてほしいと思います。
そして、素敵な浦井君がまた見れることを願ってます―す。