「96時間/リベンジ」(2012・仏)

監督オリヴィエ・メガトン
脚本リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
製作リュック・ベッソン



パリで誘拐された娘を救った元CIA工作員のブライアン。娘のキムに車の運転を教えながら穏やかな日々を過ごしていた。ある日、元妻のレノーアが再婚相手との関係が悪くなっていることを知り、気晴らしとして仕事のために訪れるイスタンブールへキムと二人で来ないかと誘う。 その後、イスタンブールでの仕事を終えたブライアン。旅行を決めたレノーア達も合流し、家族との時間を楽しもうとする。

96時間/リベンジwiki






前作が面白かったからねぇ。相当期待しちゃってる時点でまずいなぁと思っていたんだよね。まぁ予想通りというか、続き物は難しいよねぇやっぱり。


「電話中なので待ってね?」悪党「あ、はい」


まず前作(4年前)よりさらに、リーアム・ニーソンが動けなくなってる。カメラワークで誤魔化してはいるものの衰えは隠せず、仕方ないとはいえ残念な仕上がり。レノーア(ファムケ・ヤンセン)は相変わらず濃かった。エジプト美女的な印象で、やっぱり超能力者っぽくてX-MENのほうが似合ってるんだよね。そしてキム(マギー・グレイス)は相変わらず可愛いけれど、流石にもうティーンっていう雰囲気ではない。個人的にもうちょっと胸があれば・・・ってのはおそらく前回も思った(え

濃いわぁ、濃い。

ストーリーとしても、もうひとひねり欲しかった。拉致されながらもカウントするシーンなんかは、もっときっちり掘り起こして格好よく仕上げて欲しかったなぁと。さらっと行き過ぎた感が。前作なんかはもっと、これ絶対無理だろ的な絶望感があって良かったけれど、そういうのも足りなかったなぁと。


どこかズレた可愛さがあるマギー。


まさに期待しすぎた故の、といった具合。でもとりあえず、前作は強烈に推します。楽しいです。そのファンに向け、その後のちょっとしたストーリー的なおまけと捉えればいいのかもしれません。

評価は、、、7.5点。リュック・ベッソン、頼むよー。