「アメリ」に続き、ジャン=ピエール・ジュネ監督の「ミックマック」(2009・仏)を。
最近フランス映画多いなーw

監督 ジャン=ピエール・ジュネ
脚本 ジャン=ピエール・ジュネ
    ギョーム・ローラン

出演
ダニー・ブーン…バジル(頭の中に弾丸の残った男)
ドミニク・ピノン…フラカス(バスター)
ヨランド・モロー…ママ・チャウ(料理番)
ジャン=ピエール・マリエール…プラカール(刑務所)
ジュリー・フェリエ…ラ・モーム・カウチュ(軟体女)

レンタルビデオ店で働くバジルは、偶然居合わせた発砲事件で流れ弾を頭に喰らい、摘出されないまま頭の中に残ってしまった。そのせいで彼は全てを 失ってしまったのだが、スクラップ工場の仲間と知り合うことで新たな人生を歩み始めることになった。ある日、頭の中の銃弾を作った会社と30年前に父を殺 した地雷を製造した会社を発見する。そこで彼は、工場の仲間と共に2つの軍需企業へのイタズラ(復讐)を企てる。

ミックマック公式

ミックマックwiki
 



どこか人を小馬鹿にし、そして愛に溢れ、
大切な何かを啓示し、陰でしっかりと痛烈な皮肉を含む。これぞジュネ・ワールド。

暖かさが、ずっとある。


アメリの時の可愛らしさを、8年後にいい意味で熟成させた
とてもよい作品ではないかと思います。

作品へのアプローチも含め、特定の役者を好んで使ったりとか
何とも言えない非現実感とか、愛のあるコメディとか
どこか三谷作品とも通じる空気感があります。

ダチョウ倶楽部ではありません


観終わって、どこかほっこり、いい気持ち。8点。