恵み
あたため
ひかり
あつめる
人に、なる
──降りそそぐ光のように
──空の青さのように
当たり前のように存在して、気づかないもの。
暮らしの中には、そういうものがたくさんある。
だから、マイナスな出来事が起こったときこそ、
今、ここにある、「恵み」に目を向けてみよう。
哀しいと思えば、前に進めなくなって、
不満だと思えば、優しさを失ってしまうけれど。
恵まれているもの、人、その温かさに気づけば、
今より、もっと謙虚に もっと優しくなれるから。
晴れた日も、雨の日も
ほんのすこしの そっけなさで、
いつも、どこかに 「恵み」はあふれている。
気づくのも、気づかないのも 自分しだいの。
Photo: Naomi Okunaka