立ちすくんで
しまったら
ぱらぱら と
絡まった心を
ほどいてゆく
「もう、これ以上どうしていいかわからない」と思うとき。
それはたぶん、いくつもの問題が複雑に絡まっているとき。
そんなときは、絡まってしまった心をぱらぱらと、ほどいて
それぞれを別のものとして考えてみる。
そうすると、ひとつひとつの答えや方向が見えてくるから。
「どうにもならない状況」をひとつのものとして捉えると、
立ちすくんでしまうけれど……。
丁寧にほどいてゆけば、全体ではなく「部分」がみえる。
そうすると、抱えているそれぞれは、いたってシンプルで、
自分のチカラで乗りこえてゆけることがよくわかる。
解決しようと思わずに、解く(ほどく)のだと思えば……、
頑張りすぎなくていい、焦らなくても大丈夫、
ゆっくりゆっくりでいいって、そんな心持ちになれる。
Photo: Naomi Okunaka