あたらしい
夢をみる
あまい
だけではない
凛、とした
夢をみるということは、
その夢の向こうがわに現実をみる、ということ。
だから、
あまい夢ばかりを見ていると、
その人の現実はあまくなってしまう。
あまい夢は叶わない。
というよりも、あまい気持ちでは叶わない。
ほんとうの夢、叶えたいと心につよく願う夢は、
あまいばかりではなくて、
たぶん、「ほろにがい」と感じることのほうが、
はるかに多いはずだから。
日々の「想い」がほろ苦くなってきたら──。
それは、夢に近づいている証拠なんだと思う。
どこかほろ苦い時間が流れている。
夢に一生懸命な人は、たいていそんなふうで、
そういう夢が、やがて「ほんとう」になってゆく。
Photo: Naomi Okunaka
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あけまして、おめでとうございます。
あたらしい年が、皆さまそれぞれの
“夢叶う”一年となりますように──。
未月