きっとある
ドロップ
ひとつぶん
くらいの
しあわせは
それは、哀しいときも、苦しいときも。
たぶん、どんなときも、てのひらにあるのだと思う。
小さくて、とてもかるくて、けれど甘やかな。
それだけでもう、「今日はだいじょうぶ」と思えるような、
ドロップひとつぶんぐらいの、しあわせ。
落ち込んだり、元気が出なかったり──。
心がくじけているときだからこそ、気づくもの。
あたたかくて、優しい色をした、きらきらひかるもの。
いつも変わらずに、てのひらにあるもの。
そんなものたちを、ちゃんと感じられる自分でいよう。
「ありがとう」って思う気持ちといっしょに。