病院から帰り、約束していたケーキの時間。

 

お共は、ぬるいミルクティ(無糖)

 

食事は介助が必要なのに、こういう時だけ自分で食べる。

 

クリームも器用にすくって食べている。

 

イチゴを避けながら。

 

 

「わ、旦那ちゃん、イチゴは最後に残す派?」

 

・・・・・・・・・・・・・。

 

「イチゴ、最後??」

 

 

・・・・・・・・・・・・。

 

旦那ちゃんが思っていることが伝わる。

 

今、ケーキを味わうのに夢中だから、黙っていて

 

訳して声にすると、頷いた。

 

( ゚Д゚)

 

最後の生クリームを口に入れてしまうと、名残惜しそうにしていた。

 

また来月ね。