おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
GWを楽しんでいらっしゃいますか?
明日は立夏。
ようやく春の土用が開けて
暦の上でも夏がやって来ます。
毎月2回ずつ訪れる二十四節気の中でも
要となるのが
立春、立夏、立秋、立冬の4回です。
鮮やかな緑が
少しずつ濃さを増していくこの季節。
変化していく樹々を眺めているだけで
なんだかパワーが湧いて来ませんか。
そして、明日 5月5日は端午の節句。
この日に欠かせないものと言えば
菖蒲と柏餅でしょうか。
邪気は香りの強いものに弱いので、菖蒲湯に浸かったり、柏餅を食べたりして
その香りで邪気を祓います。
爽やかな香りのする柏の葉で餅を包むのは、
風味や保存効果に加えて
子孫繁栄の意味があります。
柏は新芽が出ないと古い葉が落ちないため、
家系が途絶えない象徴として
子孫繁栄を連想させる神聖な木なのです。
菖蒲に柏。
どちらも端午の節句には
欠かせないものですね。
菖蒲は5月5日の菖蒲湯が有名ですが、
5 月 4 日の夜には、
根元を上にした葉菖蒲の束を
軒先や玄関に吊るして邪気を祓う
軒(のき)菖蒲や、
枕の下に葉菖蒲を敷いて眠り、
無病息災を願う菖蒲枕なども行われています。
菖蒲には、疲労回復や鎮静効果のある
成分が含まれていることから、
菖蒲を酒に浸して飲む「菖蒲酒」や
刀に見立てて地面を打ち合う「菖蒲打」など、
菖蒲の香りや薬効を活かした風習なども
各地に伝わっています。
明日は、
暦の上では夏のはじまりの立夏です。
菖蒲はスーパーなどでも販売しています。
この夏の健康を願って、また
季節の趣きを感じる行事として
もしよろしければ、一度お試しください。
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