おはようございます。
風水師の圓山（まるやま）真央です。
明日から春の土用がはじまります。
今回の春土用は
4月17日から5月4日まで続きます。
自然界に存在する万物は
五行に分類することができるとされています。
春・夏・秋・冬の季節を五行に当てはめると、
それぞれ木・火・金・水となります。
各季節の間の期間が、土用と呼ばれる
土の氣を持つ時期です。
生物は死ぬと土に返り、
その土が新たな芽吹きを育みます。
土は死と再生の役割を担い、
それぞれの季節の
はじまりと終わりをつなぐ調整期間なのです。
春の土用は
春の終わりと夏のはじまりをつなぎます。
ご存じのとおり、
土用の期間は土を動かしてはいけない
とされています｡
もともとの表記を見ると
その理由が見えてきます。
土用は、もともと
「土旺用事（どおうようじ）」
と呼ばれていました。
「土旺用事」の「旺」は盛んな様子、
「用」は働きのことなので、
土の氣が盛んに働く期間を意味します。
風水では陰陽のバランスを重視しますが、
それは五行の要素でも同様です。
過ぎたるは及ばざるが如しと言うように、
土の氣ばかり強くなると
五行のバランスが崩れてしまいます。
土用に土を動かさないのは、
土を動かすのをやめることで
強くなりすぎる土の氣を抑えているとも、
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期の
農作業を戒めているとも言われます｡
土を動かしても大丈夫な間日（まび）は、
土の神様・土公神（どこうじん）が
文殊菩薩に招かれて天上に行かれていて
地上にいらっしゃらない日。
鬼の居ぬ間ならぬ
神様がいらっしゃらない間に
ちゃっかり土を動かしてしまうんですね｡
春の土用の間日（まび）は次の6日です。
4月18日､19日､22日､30日
5月1日、4日
荒れた庭は運氣を落とします。
お庭のお手入れをされるなら
間日をご活用ください。
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