おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
空気が冷たい季節になりました。
これからの時期は、
この一年の感謝を込めて
物を贈ることの多い季節でもあります。
相手を思い浮かべて
何を贈ろうかと頭を悩ませるのも、
ラッピングに心を配るのも、
心が浮き立つようで
ちょっとワクワクしますね。
何かを贈る時に
そのままでなく包んで贈るのは、
受け取る人が包みを開くまで
大切な品と贈る心が穢れないための
結界のようなもの。
感謝の気持ちを込めたお歳暮に
水引きを描いた熨斗(のし)が掛けられるのも、
水引きには清めの意味があるためです。
清めた品を贈ることで、
受け取った相手もまた清められる。
よく見ると、水引きの本数が
縁起のよい陽の数字=奇数※になっているのがわかります。
※10本の場合は1+0で1と考えます。
贈る相手との人間関係を大切に思う
古来からの風習ですね。
大切に思うといえば、持参した品を
「つまらないものですが…」
と渡すのもその1つ。
決して本当に“つまらないもの”だと
思っているわけではありません。
“ あなたにとっては、もしかしたら
つまらないものかもしれませんが、
受け取っていただけたら嬉しいです”という
相手に対しての敬意を表した表現です。
些細なものでも
相手を思い浮かべて選んで贈ることで、
よい波動をもつエネルギーが生まれます。
エネルギーは相手に受け渡され、
また次の人へと繋がっていきます。
よいエネルギーを生むのは、何も
贈り物だけではありません。
この国は、言霊の国。
心のこもった言葉には
あたたかなエネルギーが宿っています。
言葉にすることは、
願う未来を引き寄せることでもあります。
だんだん風が冷たくなる季節です。
感謝の言葉を忘れずに、
あたたかな気持ちで過ごしませんか。
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