おはようございます。
風水師の圓山（まるやま）真央です。
１つ要素が加わっただけで、
状況が変化することがあります。
自身の敷地内の調整なら可能でも、
周辺環境まではどうすることもできません。
緩やかに弧を描く通りの内側中央辺りに
ずっと暮らしてきたご家族が
転居を決めたのも、そうした理由からでした。
住人に影響を及ぼす道路と建物との関係には
いろいろなものがあります。
敷地の前方にある道路が
緩やかに建物を取り込むように走るその場所は
長らく吉相の土地として
一家に安定した生活をもたらして来ました。
ところが区画整理により、
家のすぐ脇に道路が通ることになりました。
朝夕の通勤時間を中心に
周辺の交通量が増えたものの、
遠回りが減って便利になったことを
喜んで過ごしていました。
ところが、しばらくすると
家族が思わぬ怪我をしたり、
事故やトラブルに巻き込まれることが
続くようになったといいます。
それもそのはず、
前面の道路が弓だとすれば、
新たに出来た道路は
弓につがえた矢のような位置関係です。
専門用語では彎中直箭（わんちゅうちょくせん）
と呼びます。
矢となる道路の方位に凶星がめぐれば、
それが引き金になって
さまざまな凶作用をもたらします。
吉相だったはずの土地は、
いつの間にか大凶の土地に変わっていました。
できてしまった道路がなくなることは
期待できませんし、
この場合には対策もありません。
転居するしかなかったのですが、
皮肉なことに
その道路のおかげで土地の価格が上昇し、
希望した場所に転居することができました。
その後はトラブルもなく
安心して過ごされているようです。
どんなに吉相とされた土地も、
時間の経過や周辺環境の変化に抗うことは
できないのですね。
とても自然なことであり、
とても不思議なことでもあります。
それにしても毎日蒸し暑いですね。
今年は梅雨入りが遅れたせいで、
湿度が高いまま
暑さも加わってしまったのだとか。
4日続いた吉日も今日が最終日です。
体調に気をつけて過ごしましょう。
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