おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

今日は暦の選日の一つ

 “庚申(こうしん)の日” です。

落語には、この日のことを扱った
「庚申待ち」という演目があるくらい
昔は身近な風習だったようです。

庚申の日が日本に伝わったのは平安時代。

人の体の中にいる三尸(さんし)という虫が、
人が眠っている間に抜け出して天に上り、
天帝(閻魔大王)に日ごろの行いを報告して
悪行を重ねた人の寿命を縮める
と言われていました。

三尸は人が亡くなると自由になれるので、
寿命を縮めるチャンスを狙っているのです。 

 
そのため庚申の日には、
三尸が抜け出せないよう、
眠らずに和歌を詠んだり宴会を開いたりして
夜通し起きている風習がありました。

三尸が抜け出すのは、
人が眠っていて陰の氣の満ちる夜間。

そんな夜に友人や家族が集まって
眠らず楽しい会話や笑い声が響けば、
陰の氣の満ちる時間は
陽の氣の生まれる時間へと変化して、
三尸の付け入る隙などありません。

一人暮らしの方なら
音楽を流したり、テレビやラジオをつけるのも
陽のエネルギーを増やすのにおすすめ。

部屋の中を明るくしておくだけでも
効果があります。

風水で新しい1日がはじまるのは23時。
実際の1日よりも少し早いのです。

23時過ぎてから眠れば、
日の干支は庚申から辛酉に変わっているので
三尸ももう抜け出すことはできません。

幸い明日は土曜日です。
明日がお休みの方は
庚申待ちの夜ふかしを楽しんでみませんか。

楽しい時間をお過ごしください。

 



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