おはようございます。

風水師の圓山(まるやま)真央です。

暦に登場する吉神と凶神の比率は
概ね1対2で、凶神の方が多いことを
ご存じでしょうか。

開運というと
ついつい吉神に注目してしまいますが、
現実的に考えれば、
凶神の影響を避けたり防いだりすることで、
かなり運氣を安定させることができます。

反対に、悪影響を放置したままでは、
どれだけパワーチャージしたとしても
穴の空いたバケツに水を汲むようなもの。

汲んだそばから
運氣はこぼれ落ちてしまいます。

家探しでも同様のことが言えます。

毎年巡る星に合わせて

悪影響を軽減したり良い影響を増やすのは

もちろん大切なこと。

でも、まずは悪影響を及ぼす環境等が
できるだけ少ない物件を選ぶことが重要なのです。

Aさんが選んだのは
丁字路(T字路)に建つ家でした。

風水では、家が丁字路に面している状態を
「路冲(ろちゅう)」と呼んで、
代表的な避けたい環境の1つとしています。

正面の道路から直進してくる強い氣が
真っ直ぐに家に向かうことから、
強風に煽られるように
突発的な災難に遭いやすいとされています。

では、なぜそんな環境の家を選んだのか。

決め手は知人のひと言だったといいます。

「国会議事堂だって丁字路に建ってるけど、
 運氣のいい建物らしいよ」

確かに、国会議事堂は路冲ではあるものの、

吉凶でみれば吉運に属する建物なのです。



商店や公的機関などのような
多くの人が集まる建物では、
路冲がよい方向に働く場合があるのです。

ただし、住宅やオフィスの場合は違います。

また、
よい方向に働くとされる国会議事堂でさえ、
通常は建物正面の扉は閉じられ
使われていないのです。

正面の扉の先にあるのが、
内閣誕生の写真撮影やニュースに登場する
あの赤い絨毯の階段ですね。

実際に行ったことのある方はご存知のように、
国会議事堂は正門から
かなり距離をあけた奥に建っています。

特別な時以外使われない正面玄関も、
正門から真っ直ぐ玄関に入るのではなく
左右に回り込んだアプローチから入るように
設計されています。


しかも、いつも閉じられている正面の扉は、

1枚が1トン以上もあるブロンズ製です。

東の道路から玄関に直進して来る
強い「木」の氣を遮断するための、
「金」の氣をもつ重い金属製の扉。
扉の重さも重要なポイントです。

一方、Aさん宅は、家の後ろ側に庭があり、

正面は丁字路に面した敷地いっぱいの場所に

玄関があるようで、玄関前に空間はありません。


各人の吉方位などは毎年変化しますが、
住まいの周辺環境、特に道路や河川などは、
簡単に変化することは期待できません。

悪影響を及ぼす環境であるなら、
最初から避ける方が安心なのです。

良いことが起きるのが幸せなら、
悪いことが起きないのも幸せ。
風水の手法は、どちらにも有効です。


楽しい休日をお過ごしください。

 



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