おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
自然界に存在するあらゆるものは、
木、火、土、金、水の五つの元素に
分類することができると考えられています。
これら五つの元素は「五行」と呼ばれて、
相互の影響の仕方が定まっています。
五行には、季節や時間帯、方位、干支をはじめ
味覚や五感、身体の部位など
さまざまな要素が紐付けられています。
その中の一つに「五常(ごじょう)」があります。
五常とは、仁、義、礼、智、信。
儒教でいう
人が生きていく上で常に守るべき
五つの徳のことです。
仁:人を思いやり、慈悲の心を忘れないこと
義:利欲にとらわれず、公正で誠実な行いをすること
礼:秩序を重んじ、礼儀をわきまえること
智:物事の本質を理解すること
信:言行一致を守り、信頼関係を築くこと
歴史好きの方なら、伊達政宗の遺訓を
思い出されるかもしれません。
仁に過ぐれば弱くなる。
義に過ぐれば固くなる。
礼に過ぐれば諂(へつらい)となる。
智に過ぐれば嘘をつく。
信に過ぐれば損をする。
「過ぎたるは及ばざるが如し」と言われるように
何事も過ぎるのは考えものですね。
バランスを見極めることが重要です。
ちなみに、五行と五常の組み合わせは
仁は木、義は金、礼は火、智は水、信は土。
数千年前に生まれた五行が五常に繋がり、
途切れることなく
歴史上の名将にも、現代にも伝わっている。
なんだか楽しくなってきますね。
風の強い日が続きます。
楽しい週末をお過ごしください。
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