おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

はじまって間がない土用の期間を
いかがお過ごしでしょうか。

土用の期間が大切なのは
人に限ったことではありません。

春・夏・秋・冬を五行に当てはめると、
それぞれ木・火・金・水となります。

各季節の間の期間が、土用と呼ばれる
土の氣を持つ季節です。

生物は死ぬと土に返り、
その土が新たな芽吹きを育む。

土は死と再生の役割を担い、
それぞれの季節のはじまりと終わりをつなぐ
調整期間なのですね。

土用の期間は、土を動かしてはいけない

(掘り起こしてはいけない)とされていますが、
もともとの表記を見るとその理由がわかります。

土用は、もともと「土旺用事(どおうようじ)」

と呼ばれていました。

「土旺用事」の「旺」は盛んな様子、
「用」は働きのこと。


そして「土」には、もともと死と再生という
ものを変化させる作用があります。

土用は、土の氣が盛んに働くことで
変化させる期間という訳です。
土用が調整期間とされるのも納得ですね。


夏は五行でいうと火の氣をもつ季節。
火は土の効果をさらに後押しする氣なので、
土の氣がとても強くなっていました。

変わって秋は金の氣をもつ季節です。
秋の土用の土の氣は
金の氣を後押しして豊かな実りを促し、
消耗して冬に向け穏やかに変化していきます。

土用に土を動かさないのは、
土を動かすのをやめることで、
強くなりすぎる土の氣を抑えているとも、
体調を崩しやすい時期の農作業を戒めている
ともいわれます。

五行の要素にはバランスが大切なのです。

土を動かして、せっかくのバランスを
乱さないよう注意しましょう。

土を動かしても大丈夫な間日(まび)は、
土の神様・土公神が天上界に招かれて
地上を離れている日とされています。


この時期に土に関する作業をするなら

間日を活用しましょう。


今回の土用の間日は
10月28日、30日、11月1日の3日間です。


今日は二十四節気の霜降。

日が短くなってきました。




 
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