おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
昨日の移動中のことです。
乗車駅から電車がなかなか動き出しません。
ずっと先の駅でトラブルがあったらしく
下車予定の駅までの区間で
折り返し運転になるそう。
目的の駅まで行けるのは幸いでしたが、
ひと駅動いては止まるのを繰り返して
いつもの5倍近い時間がかかりました。
ま、座っていただけなので
のんびりしたものでしたが、
途中駅で、こんな事がありました。
「前の電車が発車次第、発車いたします」
アナウンスが入った途端に
ホームの向かい側に停車中の電車に
たくさんの人が乗り換えました。
電車に表示されている目的地は
いま乗っている車両と同じです。
「前の電車」を目の前に停車中の電車と
勘違いした結果の大移動でした。
たまたま座っていたこともあり、
前の電車の発車次第に動くならいいやと
移動しなかったのが正解でした。
「お待たせいたしました。
2番線の電車は間もなく発車いたします。
ご乗車になってお待ちください」
というアナウンスが流れたのです。
先程乗り換えた乗客たちが、今度は
一斉にこちらの電車に戻ってきました。
冷静になって考えれば
ホームの向かい側に停車中の電車を指して
「前の電車」とは言わないことに気づきます。
「前の電車」というのは
目の前のホームに停車中の電車ではなく、
先行している電車のことです。
急いでいて気が急いていたのでしょう。
誰かが移動を始めた途端、雪崩のように
大半の乗客が移動していきました。
他人に同調することは
人間がもつ重要な能力の1つですが、
時には集団心理の危うさにも繋がります。
正解が明確な質問に対して
他の回答者が意図して間違った回答をし続けると、
約3割の人は間違った回答に同調するという
実験結果があるのだそうです。
みんながそうだから大丈夫だと感じてしまう。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
というフレーズが流行ったのは、
いまから40年以上も前のことでしたが、
そこには冷静な判断も
客観的な視点もありません。
電車の移動くらいなら
乗り換えれば済みますが、
大事な時に間違わないように
気をつけたいですね。
たまたま座っていて
動くの面倒だった私がいうのもなんですが…。
生きている毎日は
いろんなことがありますね。
3連休も2日目。
楽しい休日をお過ごしください。
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