おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

友人と話している時に
学生の頃に読んだ本の話を思い出しました。

どこから見ても清楚で美しい。
そう思っていた桜の

全く異なる一面を描いた物語
坂口安吾の「満開の森の桜の下」です。

桜が満開のときに下を通れば
ゴーゴーと音が鳴り気が狂ってしまう
と恐れていた山賊は、ある時
桜の幻影に惑わされて
最愛の妻を殺害してしまいます。

物事には、一見信じられない一面が
存在する場合もあるのだということを
花吹雪を背景に記した印象深い物語でした。

桜の幻影に惑わされずとも
長い人生には必ず、何度か転機が訪れます。

進学や就職、結婚や引越しが転機になった
という人もいれば、

信頼する家族や友人との出会いや別れ、
一冊の本との出会いという人も
いるかもしれません。

「今がまさに人生の転機だ」と、
その時点で気づく場合もあれば、

ずいぶんと時間がたってから、
「あの時が自分の転機だった」と
思い返すこともあるでしょう。

いくつもの転機を通り抜け、
楽しかったことも、そうでなかったことも、
今ではぼんやりと靄がかかったよう。

時間というフィルターは、様々な出来事を
やさしい記憶へと変えていくのかなと

ちょっと浸っていたら


「う~ん、老化現象かなぁ」
説得力のある友人のひとこと。


確かにそうかも。


霞の向こうの出来事はひとまず置いて、
「お互い元気でよかったよね」と
猛暑の夏の現実に戻ります。

時間の経過は止められませんが
過去も未来も、結局は今の積み重ね。

猛暑になろうが

ゲリラ豪雨が降ろうが

今日も元気出していきましょう^_^

 



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