おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
歳をとると、昨日のことは思い出せなくても
若かった頃のことは鮮明に思い出せるとか。
鮮明にという程ではないけれど、何かの拍子に
かなり昔のことが、ふと浮かんで来たりします。
老け込むにはまだ早いけれど、
そうなる前に手をつけておきたい何かを
忘れているのではと思い返してみても、
肝心の何かには行き当たりません。
昨日思い出したのは1冊の詩集のこと。
数年前の引越しを機に
かなりの本を整理しましたが、
どんなに昔の本でもお気に入りは別。
探すまでもなく、書棚にありました。
紙の色がずいぶん黄ばんでいるのも
奥付を見て納得。
40年以上も前に発行された詩集でした。
少しばかり面倒な環境で育ったため、
活字に埋もれ、何かを書き連ねることで
毎日を持ち堪えていた時期がありました。
この詩集もその頃の名残りです。
「自分の住む所には
自分の手で表札をかけるに限る。
精神の在り場所も
ハタから表札をかけられてはならない
石垣りん
それでよい。」
(石垣りん「表札」より抜粋)
大正生まれの詩人が40代で記した詩に
20歳にも届かない小娘が何を感じたものか。
このタイミングで思い出したのには
きっと何か意味もあるのでしょう。
その意味が見つかるまで
また読み返してみようと思います。
そう言えば、この詩は風水にも少し
通じるところがあるのですよ。
ご自宅の表札は出していますか?
一人暮らしの方やマンション等などでは特に、
セキュリティのために
表札を出していないことがありますね。
郵便局の方などは、部屋番号を頼りに
配達されることも多いそうです。
風水では、
“表札のない家は存在しないのと同じ”
と考えることがあります。
表札が出ていないと
運氣が素通りしてしまいます。
せっかくやって来た幸運を呼び込むために、
ぜひ表札をかけましょう。
苗字だけでOKですよ。
今日は一粒万倍日。
思い立ったが吉日です。
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