おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
生物は死ぬと土に返り、
その土が新たな芽吹きを育みます。
死と再生の役割を担い、
それぞれの季節のはじまりと終わりをつなぐ
調整期間が、土用と呼ばれる
土の氣を持つ時期なのです。
土用の期間は、
土を動かしてはいけない
とされています。
土用は、もともと
「土旺用事(どおうようじ)」
と呼ばれていました。
表記を見ると、その理由が見えてきます。
「土旺用事」の「旺」は盛んな様子、
「用」は働きのことなので、
土の氣が盛んに働く期間を意味します。
でも、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。
五行の要素にもバランスが大切なのです。
土の氣ばかり強くなると
五行のバランスが崩れます。
土用に土を動かさないのは、
土を動かすのをやめることで
強くなりすぎる土の氣を抑えているとも、
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期の
農作業を戒めているとも言われます。
土を動かしても大丈夫な間日(まび)は、
土の神様・土公神(どこうじん)が
文殊菩薩に招かれて天上に行かれていて
地上にいらっしゃらない日なのだそうです。
神様が見ていらっしゃらない間に
ちゃっかり土を動かしてしまう訳です。
今日以降の間日は次の4日です。
4月21日、29日、30日、5月3日
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