おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
昨日は気持ちのよい秋晴れでしたね。
でも、今月の東京は雨の降る日も多くて、
不安定なお天気の日が多かった気がします。
おかげさまで晴女の私は、
降りそうで降らないうちに帰宅できたり、
建物内にいる時には降っていても
外に出る頃には傘は不要だったり。
なんともラッキーなタイミングに助けられて
過ごせていますが、実は鑑定してみると、私には
五行のうち「水」の要素が足りません。
もしかしたら、晴女というよりは、
「水=雨」に縁がないだけなのかも?!
そして、足りないものに心惹かれるのは
世の常なのです。
子どものころからずっと、
雨の降るのを眺めるのが好きでした。
それも、穏やかに降る雨でなく、
水しぶきであたりが白くなるような
音をたてて降り注ぐ雨のほうが好き。
窓をあけて、いつまでも眺めていて
叱られた記憶が何度もあります。
雨には浄化の作用があります。
いつの間にか体にたまった穢れを
「水に流す=禊(みそぎ)」です。
いまでは信じられないほど
無口で笑わない子どもだった私は、
降り注ぐ雨の音を聞きながら
いったい何を水に流していたのやら。
流し雛や精霊流しといった行事をはじめ、
水に関わる禊は、暮らしの中にも
数多く見つけられます。
神社に参拝する際には
手水舎で水に流して身を清めますし、
毎朝顔を洗うのも同様ですね。
ニュースを見ていたら、
この冷え込みの中で滝行している姿が。
神話の時代、
川で禊をしたイザナギノミコトからは
たくさんの神々が生まれました。
古の時代から、日本には
「水に流す」文化が根づいていますね。
土用の期間も、もうすぐ半ば。
冬の気配も感じられる季節です。
体調に気をつけてお過ごしください。
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