おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。



明日は、甲子(きのえね)の日。

60 通りある干支の組み合わせの
最初の日です。

物事をはじめるのにもよい日として
知られていますね。

また、
夏至に最も近い甲子の日=陰遁(いんとん)
でもあります。

同様に、
冬至に最も近い甲子の日=陽遁(ようとん)
があります。

陽遁と陰遁は、半年に一度、
氣の流れが大きく変化する日です。

これから夏がやって来るのに
ちょっと意外かもしれませんが、
これから陰の氣は少しずつ増えていきます。

そして、陰の氣はやがてピークを迎え、
冬至に最も近い甲子の日=陽遁から
今度は陽の氣がジワジワ増え始めます。

この世のあらゆるものは
陰と陽とに分けることができます。

例えば、こんな具合です。




[陰]    [陽

]

 月      太陽

 闇      光
 水      火


 偶数     奇数


 冬      夏


 女性     男性

とはいえ、陰のものが
ずっと陰であり続ける訳ではありません。

太陽と月を比べれば、
太陽が陽で、月は陰です。

でも、月だけを見れば、
新月は陰ですが、満月は陽です。


一面だけでとらえることはできません。

古代ギリシャの哲学者
ヘラクレイトスが考えたように
「万物は流転する」のです。

陰の氣の強い新月が、
陽の氣溢れる満月に変化し、
ふたたび新月に戻っていくように。

すべてのものは
陽から陰へ、陰から陽へと

常に変化しています。

明日からはじまる半年は
大きく捉えるなら陰の時期。

これまでの半年が

主として行動を起こす時期だとしたら、
これからの半年は、どちらかと言えば
成果を収穫して次への準備をする時期。

季節で言うなら秋から冬。

動くにしても、積極的に行動するというより
自身の足りないところを補いながら
受動的に動く感じでしょうか。

内面の充実を中心に
リラックスして過ごしましょう。

陰と陽には、
どちらが良いとか悪いとかはありません。

陽の氣が過剰な夏場には
隠遁で陽の氣を抑制し、
陰の氣が満ちる冬場には
陽遁で陰の氣を抑えてバランスを取る。

暦がすごいなと感じるのは、こんな時です。


さあ、明日から新しい60日をはじめましょう。

 





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