福岡に行ったとき、時間があったので書店をぶらぶら。
すると、「老後の資金がありません」っていう本が目に入りました。
すごーいインパクトのあるタイトルじゃないですか?
50代になると、そろそろ老後の心配を始める年齢ですからね。
「老後の資金がありません」は垣谷 美雨さんの小説。
垣谷 美雨さんというお方は、私と同じ50代の女性のようです。
「老後の資金がありません」の内容はというと、
老後資金を必死で節約しながら
貯めてる女性が主人公なんですが、
娘の結婚や義父のお葬式にお金がかかってしまい、
あれよあれよという間に、貯金がどんどん減っていくという世にも恐ろしーいお話。
しかも夫婦でリストラにあったり、
結婚した娘の夫が暴力をふるっているのではないか?
っていう疑惑が持ち上がったり。
終いには義母を引き取ることになるなど、
どんどん状況が悪くなったりと、
まるでサスペンスドラマみたいに読み進められます
ただですね、あんまり悪いことばかり起こり続けるので
途中、ちょっとばかりげんなり。
憂鬱になってました、私。。
それが、「老後の資金がありません」の後半になるとどんどん状況が良くなっていって・・
つまりは「老後の資金がありません」となっても
どうにかなるさってことが面白おかしく書かれているのですね。
あまりにも急展開(笑)
それでも、後味は良かったので結果オーライ
きっと今、いろいろあってもいつかは
笑話になるよね~って
気にちょっとだけなれた気がします。
老後の資金貯めるのに疲れている人は
読んでみるとちょっと気が楽になっていいかもですよ。
気楽に読めるのでおススメ