初めて付き合った
あの人
とっても初々しい交際
いや、交際なんてよべるもんじゃなかったな
田舎の中学生
お互い自転車
ヘルメット
多少の冷やかし
一緒に自転車で帰る日のドキドキは
今でも忘れられない
友達に付き添ってもらって
友達と一緒にいるあの人のところへ
『一緒に帰れば』と
友達に言ってもらうう
何を話したかわからない
話したのかさえ思い出せない
分かれ道で
『じゃ、また明日』
それが嬉しくて嬉しくて。
意識はしていたけど
確信した好きは
体育の剣道の時間
出席番号が近くて
次あの人と初めての面打ち
向こうは剣道部、こっちは初心者
どんくさくて、尻もちついたら
『大丈夫？』と手を伸ばしてくれた
忘れられない。
別れようなんて言うこともなく
自然消滅
あれから
色んな人と付き合って、結婚して
子どもができて
地元に戻ったときに
あの人の友達と会って
元気なのを聞いて
会いたくなって
飲み会のところにお邪魔しちゃったね。
変わらず
かっこよくて、
ドキドキした。。。
連絡先聞きたかった
って、子どもがいるのに
ダメか。
あの人も子どもがいて
しかも4人。
みんな彼に似て可愛かった
子どもの写真が少ないけど
嬉しそうに話すあなたを見て
あの頃と変わらないと思った。
もっと、二人で話したかった
もう少し繋がりたかった
だから
今日
夢で逢えて嬉しかった
あなたを思い出せて
本当によかった