昨日、釣りに行った。
14時から16時までの下げ潮。近所の公園を見ると、桜が咲いていた。
下げ潮の時は、決まって上流側から風が吹く。自分の立ち位置の右側にDループを作るキャストを選択する。つまりダブルスペイかスネークロールキャスト。
キャスティングに自信を持ち始めると、ついつい風に逆らって、自分に吹き込む側にDループを作ったりしてしまうが、これは結構危ないので、最初から逆らわない癖をつけた方がいい。私もヒヤリとしたことが何度もある。服にフックが突き刺さったことは幾度もあるし、グローブが無ければ手を貫通しただろうと思われる経験もある。周囲に他の人がいないかを確認するのは当然だが、スペイキャストでは、油断が大けがにつながると思った方がいい。安全という意味でも、ダブルスペイの習得はお勧めできる。タイミングも取りやすく、飛距離はシングルスペイに劣るが、安定している。
スペイキャストは、よく一筆書きで、コンティニアスロード、つまりテンションをかけ続けることが大事だと言われるが、ダブルスペイに関して言えば、ニ動作目からはその通りではあるが、一動作目とニ動作目の間に十分な間合いがあってよい。下流に流れ切ったラインを一度上流側にダンプするが、一連の動作でDループを作る必要はなく、上流側にダンプしたラインが、自分の右斜め前の適切なアンカー位置まで、流れて来るのを待ってからDループを作ればよい。その際、目の前に真横に横たわるラインを水しぶきをあげながら引き剝がす感じでよい。バックが撮れない場所では、少し沖目にラインが横たわるようにすれば、アンカー位置が前になるので、後ろを拾うことは無くなるだろう。
ダブルスペイにもアドバンステクニックというものが存在する。よりニ動作目をシングルスぺイに近づけ、Dループをではなく、Vループにする方法である。ただ、これをするためにはある程度のラインの長さが必要で、短めのラインでは簡単にアンカーが切れてしまう。タイミングも難しく、ダブルスペイの良さを打ち消しかねない。恐らくバックも大きくなるので、背後を拾ってしまうことは目に見えている。ダブルスペイはバックが取れない場所でこそ生きる技術と改めて認識した。
もう一つ、トーナメンター以外にはあまり知られていないテクニックを紹介する。皆さんは、ラインバスケットや水面に垂らしたラインが、キャスティング時によく絡むことはないですか? その場合、上の写真のように、ランニングラインを右手でロッドと共に押さえ、リールの枠を経由させ、左手でグリップと一緒に持てば、シュート時に殆ど絡むことが無い。嘘だと思ったそこのあなた。ぜひ試してみてください。不思議なほど絡まなくなります。トーナメンターはみなそうやってます。
ところで、以前捲いたフライを実際に水中で試しているのですが、水を含むと、シルエットが大きく変わってしまうものがあります。私はそういうフライは、家に持ち帰った後、一度ばらして、必要なマテリアルを追加、変更して、リニューアルします。
先日捲いたキールタイプのアクアマリン(グリーン)ですが、濡れるとボリュームが無くなってしまい、ちょっと私が思い描く姿ではありませんでした。そこで、一度ばらして、マラブーと黄緑色の合成繊維を挟みました。見た目はGOOD。近々またテストしてみます。
それと、これは新作。思い付きで捲いてみたが良い感じがする。魚は釣れないけど、また面白くなってきた。桜が咲いても、水はまだ冷たい。今の時期が最も海水は冷たくて、魚の活性は上がらないが、もう少しだと思う。その時のために、安定したキャスティングと、かっこいいフライを揃えておきたいと思う。では、また。




