フライタイイング | HARDYを楽しむ方法

HARDYを楽しむ方法

HARDYを「人生」と置き換えてみる。

 朝から雨が降っている。こういう日はフライタイイングが楽しい。今日はフライタイイングについて書いてみたい。

私がフライタイイングを始めたのは25歳くらいの頃。フライフィッシングを覚えたのが14歳だから、10年くらいはタイイングをしなかった。当時、盛岡ではフライフィッシング自体をする人がいなかったし、近所にあった砂子沢釣具店のルアーコーナーの奥の奥に、ひっそりとシェークスピアのフライセットが置いてあっただけで、タイイングマテリアルなど無かった。フライではなく、毛ばりは買うものだった。なぜ私がフライに目覚めたのかというと、当時は延べ竿に「流し毛ばり」という、5,6本簡単な毛ばりが付いて、道糸の先に浮きが付いている仕掛けで結構釣っていて、毛ばりへの信頼感があったからだと思う。それに、新し物好きで、誰もやっていないことが好きだった。そんな私でも、タイイングは敷居が高くて、フライを失くしては、砂子沢釣具店でフライを1個づつ買っていた。ところが、子供で下手くそだったから、フライはしょっちゅう失くすし、魚は釣れないし、私も例外なく受験勉強の波にのまれて、しばらくフライから遠ざかってしまった。上京し、再びフライを再開したのが25歳だった。写真は当時使っていた無名のタイイングセット。今は地方遠征用にコンパクトにまとめている。

現在はこんな感じ汗。これはほんの一部汗。無駄なものまで一通り揃えて、箱に入れて眠っている。皮肉なことに、釣りが上手くなるにつれ、フライを失くさなくなった。マテリアルが減らなくて、正直、寂しい。もっとフライを捲きたいのに。それでも、今年から湾奥でフライフィッシングを始めてから、フライは失くさないが、傷むことが多くなり、リペアする機会が増えた。それが私にとっては嬉しい。またタイイングをする理由ができた。腕を振るうことができる。昔は教本を見ながら撒いたものだが、今はマテリアルと頭の中のイメージを形にすることが楽しい。

リペア中。ウイングが外れてしまった。

以前は付けていなかったジャングルコックを取り付ける。

ヘッドも以前は黒のスレッドで撒いていたが、赤いスレッドに変更した。ルアーのレッドヘッドの影響があるかもしれない。

 ところで、皆さんがよく使うマテリアルは何だろうか? 私のレギュラーマテリアルはストリーマー用の共通仕様にしているジャングルコックとグリズリー柄のハックル。

この両方が金額的に高くて、昔安価で買っておいてよかった。

 「茜」用とライトケイヒル用に、シャンパンゴールドのハックルも必須。あと、金鶏。

マラブーも捲きますが、それ以外のフライへの、私の拘りはジャングルコックですかね。ジャングルコックとグリズリーは、釣具屋で安くて良さそうなのがあったら購入したいです。フライタイイングもフライフィッシングの楽しみ方のひとつ。知らぬ間に集中して、世の中の喧騒から逃れ、心も整う。特に雨の日のタイイングは癒される。老いてからも部屋で続けたいものです。