ビクトリノックス | HARDYを楽しむ方法

HARDYを楽しむ方法

HARDYを「人生」と置き換えてみる。

私は、お気に入りの道具はとにかく長く使い続ける性格で、愛用の耳かきは45年、腕時計は25年、パラコナは勿論だが、他に中学生の頃に父から貰ったビクトリノックスを今でも愛用している。それが元で様々な機種を買い揃えたが、実際に使ってみて、身近に置いている機種に差が出てきた。機能が多ければ良いというわけではない。思い入れや、使いやすさ、値段、デザインなど様々な要素を考慮して、私なりの好みのランキングを考えてみたので、もし興味があれば読んでみてほしい。ちなみにビクトリノックスを持ち歩く際は銃刀法、軽犯罪法に十分注意してほしい。銃刀法では、折りたたみナイフは刃体6㎝を超えるものがNG(刃体とはハンドルの上部から刃先までを言い、刃渡ではないので注意が必要)、刃体が6㎝を超えなくても、軽犯罪法を逃れるには、明確に所持する理由が必要である。つまり、キャンプや釣りに行くという所持理由がなければならず、そういう意味では、殆どの折りたたみナイフは法に抵触する。購入して持ち帰る時は問題ないが、購入後、ポケットに入れて持ち歩いてはいけない。その点を十分理解した上で、ビクトリノックスを楽しんでいただきたい。それでは、ランキング、スタート!

 

(第10位)アングラー

一番の特徴は、ボディに魚の模様がデザインされていることと、申し訳程度だが、鱗取りとスケールが付いている。ビクトリノックスの数多くの機種の中で、ボディに魚のデザインがあるのはアングラーとフィッシャーマンの2機種だけ。大きな違いはアングラーはプライヤー、フィッシャーマンはハサミが付いている。どちらか好みによるが、正直、釣り場で使うには物足りない。恐らく、実際に釣りをしない人が考案したのではないかと言いたくなる。私なら、フックを砥ぐヤスリとルーペ、プライヤーとハサミの両方欲しい。あと、錆びが心配で海には持って行けない。ただ、ボディの魚のデザインは唯一無二。

 

(第9位)ファーマー

父からもらった機種は2種類。ソルジャーCVALとクラシックSD。そのソルジャーCVALにノコギリが加わっただけというシンプルなデザイン。ファーマーという名も、地に足が付いているようで好感が持てる。私はソルジャーCVALを愛用しているが、そのバックアップとして購入した。しかしながら、なかなかその出番は回ってこない。ノコギリが一枚追加になっただけで、意外と厚みを感じ、私はソルジャーCVALで調理をするのだが(ニンニクを切ったり、刺身を切ったり)調理後に洗剤で洗った後、どうしても水切れが悪い。実際にアウトドアに持って行くとしても、ファーマーのノコギリでは心もとない。

 

(第8位)ハントマンライト

定番中の定番ハントマンにLEDライトとボールペンなどの新機能が追加されたバージョン。私はこれを防災用のカバンの中に忍ばせている。ライトとボールペンは案外出番がある。その2点が素晴らしく、これに私としてはルーペとプライヤーがあれば完璧だった。後に紹介するスイスチャンプは最強だが、ライトとボールペンが搭載されておらず、このあたりが好みが別れるところ。また、かつての大人気機種ハントマン、ハンディマンは、私からすればこのハントマンライトとスイスチャンプに集約されてしまって、個性が目立たなくなった。この機種もレイヤーが多いので、厚みと重さは避けられない。ボディの赤色も半透明で、ビクトリノックスの伝統的な赤ではない。

 

(第7位)ハンティングプロ

これはこれまでのビクトリノックスの脆弱さを一新する。アウトドアに持って行っても重宝するだろう。ブレードは厚く、恐らくバトニングにも耐え得る。私はこれでキッチンで肉を切ったり、魚を捌いたりしている。魚の骨を断ち切るのも問題ない。ただ、冒頭に述べたが、刃体が長いので、持ち歩けば完全に銃刀法に引っかかる。キャンプに行くとして、そのまま車の中には置いておけない代物だ。家の中で使うなら、もっと別の包丁などが専用であるだろうし、金額もまあまあ高い。それでも、私個人としては使用頻度が高く、気に入っている。

 

(第6位)シグネイチャーライト

以前はこれが一番のお気に入りだった。キーホルダーとして、携帯電話にぶら下げていたほどだったが、どこかで紛失してしまった。もう一度購入しようかと思ったが、後に紹介するクラシックSDに比べ倍以上の値段なので、よく考えてみると、クラシックSDにライトとボールペンが追加されただけで、むしろ、ある重要な機能が一つ減ったマイナスを考えると少し醒めてしまった。それに、ボールペンはしばらく使わないでいると、急に書けなくなる。これが何とも残念で、再購入はしていない。後でクラシックSDの個所で紹介しるが、ある重要な機能とは、ボールペンの位置に内蔵されている「爪楊枝」である。ピンセットは不要だが、爪楊枝はとても役に立つ。ボールペンではなく、爪楊枝のモデルがあったら再購入するかもしれない。

 以上、10位から6位までを、主観で挙げてみた。次回、5位から1位までを挙げるが、既に記事の中に何度も登場しているので、予想がつくかもしれない。それでは、乞うご期待。