あるがままの心で生きようと願うから、人はまた傷ついていく。 | もう一つのAnother Story~みやうち official blog~

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社会人1年目、みやうちのブログです。ネタはミスチル、グランパス、ドラゴンズ、映画、書籍など趣味がもろに出ております…

はろー。


最近朝晩はやっと涼しくなってきましたね!


秋襲来!


読書の秋、芸術の秋!スポーツの秋!


全て僕の趣味です!一番好きな季節がやっとやって参りました。


今日は、バスで御池通りを通るたび、一度行ってみたいと思っていた喫茶店(言っておきますが、カフェではありません!!喫茶店です)にやっと行けました。


京都ではTOHOシネマズ二条でしか上映されてない映画を観るため、やっとその辺りに行く用事ができたのです。


外見からレトロですよね。


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ここは、カフェではなく喫茶店、パスタではなくスパゲッティな店です。

中も非常にレトロで、落ち着けました。

カレーもうまかったし、食後のコーヒーも良かった。

次はモーニングで行きたいと思います。

ちなみに、映画「曲がれスプーン」の撮影現場になった店でもあります!


働いてるおばちゃんたちもすごく優しいですよ。


で、今日の目的は映画「カラフル」です。


そもそも、観ようと思ったきっかけは、ツイッター上でかなり評判が良かったため。


僕はみなさん御存じかどうかはわかりませんが、アニメをあまり観ません。


ちょっと不安もあったのですが、サマーウォーズを観て以降、アニメーションも捨てたもんじゃないと思い、行ってみました(今日はTOHOシネマズデ―で1000円の日だったしw)

ふたを開けてみれば非常に満足です。


トイストーリー3とこの映画くらいですね。今年観た映画で涙が少し出たのは。


話の内容はネタバレになるので書きませんが、タイトルから僕が観る前に抱いていたこの映画のイメージは、おそらく多様性を描いたものなんだろうなって感じでした。


よく「個性」という言葉を耳にするし、僕らが今生きてる「モラトリアム期」には、やっぱり個性という得体の知れないものに敏感になります。

僕がこの映画で感じたことは2つ。



1つは、無理に個性を見つけようとしなくてもいいということ。

あるがままの自分こそが、自分であるわけで、それ以上でもそれ以下でもないわけで、

もっと大きな自分になりたい!と思い、勉強したり、いろいろやってみたりするわけです。

その努力は素晴らしいことですし、人間ならもっと上を目指していくのは当然かもしれませんが、


努力と背伸びは違うということを想いました。

言いかえれば、演じる とでも言いますか。

自分がこうしていくことで、こういう自分になりたい、なるんだという具体的な目標設定と、詳細なプロセスがあってこそ、成長につながるわけで、

今の自分を知らず、ただ焦った気持ちで動くことは、自分の成長に何も繋がっていかないと思いました。


今って、大学生どころか、学生最後の長期休暇ですよね。

最後だからこそ、旅行したいとかあれしたいとかこれしたい

いろいろあると思うし、みなさんいろいろしてると思います(少なくとも僕よりはw)


ただ、最後だからしなくちゃ とか、  みんなが遊びまくってるし、自分ももっと遊ばなくちゃって気持ちになっていませんか?

ちょっとでも義務感があれば、それは一瞬にして意味は無となると僕は思うのです。


やらなくちゃいけないことと、心からやりたいこと、僕は後者を取ってほしいです、


やらなくちゃいけない遊び、行かなくちゃいけない旅行など何の意味も生まれません、それこそ背伸びです。


僕は最近焦ってたんです。あまりにもみんな旅行とか行くから。

僕は一人でランチしたり、サッカーを観に行ったり、家でずっと観たり、家で映画をずっと観たり、映画を一人で観に行ったり、カフェや喫茶店で読書をしたり

別に夏休みじゃなくてもできることばかりしています。


みなさんに比べて非日常的な夏休みをあまり送れていない焦りは、正直に言えばないとは言えませんでした。


でも、今日カラフルを観て、これらこそが心から自分のしたいことであり、これが僕であり、個性なのだと思いました。


義務感で遊ぶよりも、こうした一つ一つの日常、趣味を大切にしていくことが、大切だと思いました。




2つ目は、人に個性を押し付ける必要はないということです。

みなさん知らず知らずのうちに、もっと金色になれ、とかもっと銀色になれ、とか、もっと赤色になれ、とか

もっと虹色になれ

ならなくちゃいけない、と思ってませんか?

俺も特別な色こそが個性だと思ってたし、そうなければ個性とは言えないと思ってました。


でも、この世界には、黒色にすらなれない、白色にすらなれない人が大勢いて、

その人たちは、別に金色なんて求めていない、周りは金色になれと過度に期待して、強要するけど、

その人にとっては、純粋な白色な自分が一番幸せなのかもしれないのです。


そういう、僕ら的には「ありふれた」「普通」の生活や日常が、一番欲しいものであったりする人が大勢いるんだなと気付きました。

単純な白色も、汚い黒色も、ちょっとダークな灰色も、

それはそれで素晴らしい個性であるということに気付かせてくれました。


夏休みも残り2週間くらいですけど、


僕もみなさんも自分に問いかけてほしい。


「自分は何色になりたいのか」

すなわち

「自分は一番何がしたいのか」


義務感でやろうとしていることがあったら、そんなの捨て去ってしまってください。

その日は1日かけて、自分は今何が一番したいのか考えてみてください。


僕も、そうします。おや。