「実務研修」という就労の過程で頸腕症に悩んだ彼女らのなかから、「何とか医療機関で治療を受けられないのか」、「日本には労働災害にたいして保障制度はないのか」という相談が、カトリック教会のフィリピン人神父にもちかけられた。

彼女らのほとんどがカトリック信者であったからである。

神父はただちに、「フィリピンと日本を考える会」のメンバーに救援を求めた。

そして、関西労働者安全センターや私を含む弁護士、国際連帯を志向する労働組合へと連絡がとられた。

そして、医師の紹介と診断・治療を受ける態勢がとられた。