息子が昨日、5歳になりました。

早朝から早くプレゼントを買いに行けとうるさく吠え立てておりましたが

朝は色々とやることがあるもんです。

ほっといて作業に没頭。

11時くらいに作業を終え、ショッピングに出発。

自分もちょっとうれしい、お買い物。

何軒でもはしごする覚悟で出て行きました。


最初、ヤマダ電機へ行きたいと言うので連れて行きましたがアウト。

欲しいものがなかったようです。

いやー、ここでゲーム系のものをねだられたら困るなぁと思っていたので良かった。

次に大型ショッピングセンターへ突入。

ここは息子のお気に入りのお店だし、ご飯を食べるところもあるので良いです。

なんだかんだと悩んだ挙句、ポニョのCDをねだられて購入。千円。

はー、安くついたなぁって思ってたらお腹がすいたと言うので昼食。

とはいっても、家を出る前にお腹がすいたと言って、ご飯食べたの誰ですか?

と思いつつ、僕もお腹がすいたのでちょうど良かった。

ご飯を食べたあと、「ねぇ、お誕生日のプレゼントは?」

えぇーっ!

なんですってーっ?

でしょでしょ?ポニョは何だったのよぅ?


あれは、あれ。プレゼントはプレゼント、らしい。

軽く見てはいけなかった、息子の物欲。

予算はまだあるが、これは帰ったら妻に叱られる。

けどまぁ、ショッピング続行。

いやね、家のDSのカバーも欲しかったりして見てたんです。

そしたら、持って来ました。アンパンマンのおもちゃ。

アンパンマンって、また。

なんだろうなー?って見てみたら、子供パソコンのようなもの。

パッケージをじっくり眺め回して、まぁ知育玩具ではあるな、と思い....

買ってしまった、かぁちゃんになんて言おう。

はぁ、恐ろしい。


帰りに鶏もも肉を激安にて大量ゲット!

これでから揚げパーティの準備は出来た。

妻の帰りを待ちきれなくなった息子はバリバリと包装紙を破り捨て

早速子供パソコンをプレイング、いや、お勉強。

まぁまぁかな、内容は。

でも、高かったなぁ。

家のパソコン触れるんだから良いじゃないかと思いつつ、

えーびーしー、とか何とか言いながら英語の勉強をしている模様。

帰ってきた妻も、偉いわねーとか言いながら和やかなムード。

和やかなムードなんだけど、小声でいくらしたの?とチクリ。

一生懸命、それを購入するに至った経緯を説明。

そんなこんなしながら、から揚げパーティ、ケーキつき。

から揚げを食べ過ぎて、ケーキは苦しみながら食べちゃった。



話はおとといにさかのぼります。

おととい、4日は幼稚園の登園日でした。

朝から妻をバス停に送って行ったり忙しく

息子の登園時間も早かったので、あわてて出かけたら

息子以外はみんな制服だった。

今から昆虫採集や!みたいな格好をしているのは息子だけ。

教室の入り口で、肩からリュックを落っことしズドーンと落ち込む息子。

僕はすまない、ごめんなさい、俺が悪かった~、ゆるせ~と逃げ帰るのであった。

だが、この日はお誕生日会も兼ねていて、

迎えに行ったら、頭には王冠、首には首飾りをつけて、笑顔で駆けてきました。

終わり良ければすべて良し。


なーんて思ってたら、息子の級友が「蝉とって~」だなんて腕を引っ張るんです。

いや、おじさんは君のお父ちゃんじゃないんだけどおおぉ~!どこ行くの~!

蝉捕って言ったって、え?素手ですか?

すでぇ~?

周りにはたくさんのおかぁさん方がいらっしゃる。見てるような気がする。

息子も捕ってあげてとおっしゃる。

ここで一丁頑張っておかなければ、朝の制服事件のフォローをしなくては!

なるほど、僕の目線あたりにびたっとへばりついているやつが一匹。

子供じゃ、手が届かないね。

よし、じゃあ、おいちゃんが捕ってあげるよ!

と気前良く、伸ばしたその手はおっかなびっくり、怖々と、慎重に慎重に。

失敗したら、子供たち、がっかりするだろうな。

おかぁさんたち、やっぱりねって思うだろうな。

そんなプレッシャーと戦いながら

そぉーっと、そぉーっと、ヘイ!捕まえた!

あんまり簡単に捕まえることが出来てしまったことに軽いショックを覚えつつ

お決まりの、「蝉、捕ったどー!」

で、捕まえた蝉は何でしょう?ミンミン鳴くからミンミンゼミかな?

クマゼミみたいに黒くなくてヒグラシよりも大きい、アブラゼミではない。

まぁ、とにかく捕獲成功!

子供たち、おかぁさんたちの反応はイマイチ。

良いんですよ、僕、うれしかったんだから。


息子にも捕ってやったのだが、あいつは動く昆虫は怖いようです。

自分もこの日まで蝉を素手で握ったことがなかった。

だって、木にストローみたいなのをぶっ刺して樹液?を吸うわけでしょ。

手にブスリと刺されたらどうすんのよ!って思ってたんです。


捕獲したセミたちはなるべく息子を説得して逃がしてやります。

捕まえたら、まずは観察。

納得したら放してやる。

死んじゃったら、丁寧に標本にしてあげましょう。

網は高いところにとまっている蝉なんかを捕まえるには良いけれど

その昆虫たちを傷つけることが多いようなので

出来れば素手でやさしく捕まえるべし!

これがここ数日の昆虫採集で思ったこと。

息子もわかってくれるといいのだけど、まだ命の重さを理解するのは難しいか。