~おことわり~

五年前を遡り令和4年の今書いています。

この記事は令和元年のことですので当時とは

変わってしまっているところもあるかもしれません

また最低限の物しか持たず、行き倒れても

身元が分かりにくくなるように写真も最低限の物しか

とっていませんので文字中心の読み物になります。

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1番「霊山寺」へ到着すると、さすが1番寺お遍路用品を揃えた

お店がありました、何も計画も立てずに飛び出すように家を出てきたので

まずはここで必要な納経帳や数珠・金剛杖そして88箇所を巡るための地図帳を

購入しました。

購入を終え初めての御朱印をいただくと、空が明るくなってきていました。

次の2番極楽寺へ向かおうと山門を出ると、何故か目の前の大きな道路と

細い遍路道の別れ道の横断歩道で老婆が倒れていました。

事故の形跡もなく私が通りかかったときに何故か倒たのです。

私がおばあさんに話しかけても返事はありませんが脈はしっかりしていました。

携帯電話を持っていればすぐに救急車と警察を手配するところですが、あいにく

その時の私は、前述の通り通信のできるものは持っていませんでした。

通りかかったトラックの運転手さんが声をかけてくださり、警察に連絡してくれ

その場は私が受け持つことを警察に伝えしばらく到着を待っていました。

警察が到着しまず、おばあさんの救急搬送に立ち会いってから

状況を説明し、事故ではないこと、おばあさんが話ができないことを伝え

一通りの現場検証を終え私の身元を証明するものの提示を求められましたが

何も持っていないため、現住所と氏名、運転免許は自宅にあることを伝えると

しばらくして、わかりましたと言ってくださいました。

私がお遍路を始めようとしていること、怪しいものではないことを

納得してくださったようでした。

四国お遍路の国ということを再確認した気がしました。

今思うと、あのときの老婆は、私を試すなにか見えない力があったのかもしれません

その時の行動で、その後の道中と現在の私が変わっていったのかもしれませんね。

まだまだ続きます続きはまた明日

またね(^_^)/~