Part1の続きです。

1330時

燃料と弾薬の補給をし後方支援部隊を後にする。

支援部隊で見つけたアオリーの懸賞金を見て驚いた。

なんと、ひとり捕獲するごとに1,000ドイル(生死を問わず)

最近ならず者の賞金稼ぎが増えて取締りが厳しくなっていると聞いていたが、その理由のひとつが懸賞金の高騰にあるのかもしれない。

 

1400時

敵アオリーが潜伏している可能性が高いとの情報があったもう一つのポイントに到着。

気配を消して侵入を試みようとするが、いかつい警備兵に見つかってしまった。

一人当たり200ドイルの賄賂を渡して無事検問を通る。

雲が厚くなってきており、風も強くなっている。

気配を消すには好都合だ。

 

隊列を組んでゆっくりと前進のはずが、気付くとヨッチャンがはるか先に・・・

ヨッチャンが消えた先に辿りついた。

嫌な予感がする。

警戒しながら歩を進めるといきなり左側から波状攻撃を受けた。

間断無く銃弾が飛んでくる。

ヤバイ!!と思ったとき

左足に被弾してしまった。

大したことはない、かすり傷だと言い聞かせ先を急ぐ。

さらに激しい攻撃が襲ってくる。

今までは、何とかわずかな損傷で済んでいたのだが、この攻撃は避けきれない。

被弾覚悟で強行突破を試みるが、猛攻撃にあい両足ともに被弾してしまった。

いや~~な感じの負傷をおしてアオリーが潜んでいるというポイントに到着。

 

先行しているタイチョーとヨッチャンのポジションを確認し、タイチョーの潜伏しているポイント近くに潜むことにした。

ヨッチャンは、離れた岩礁帯で息を潜めている。

 

足場の高い狙撃ポイントから近くの敵陣地を狙う作戦だったが、負傷した両足の手当のためトロピカルブーツと靴下を脱ぎ、時々顔を出す太陽に晒すことを優先した。

狙撃位置にスタンバイする。

足元がスチール製の網目状になっている・・・

被弾した足が痛い・・・

トロピカルブーツを裸足に履いてみる・・・

気持ち悪い・・・

痛いの我慢か、気持ち悪いの我慢かの二択に

取り敢えず帰りのことを考え痛いほうを選択した。

 

やっと戦闘開始だ

多少時間が掛かってしまったが、気を取り直して近距離を索敵する。

下士官クラスがひとり姿を現す。

アオリーを視認

息を止めレティクルの中心にアオリーを捉える。

心臓の鼓動に合わせてトリガーを絞る。

突然の風!アオリーの右5㎝に着弾

姿を消すアオリー

 

もう一度索敵する。

同じと思われる姿を確認。

慎重に風を読みトリガーを絞る。

ヒット!

下士官クラスのアオリーの捕獲成功

 

移動式捕虜収容所をポイント入り口に設置したため、痛めた足を引きずって収容所まで連行する。

収容する前に仲間の居場所を吐かすため厳しい尋問をしたことは言うまでもない。

 

タイチョーも下士官クラスを捕獲したようで、収容所近くまで連行してきた。

が、いつものごとくその場に放置する。

結局、痛めた足を我慢して収容所まで戻り、尋問後収容する。

まだ、この状況が続きそうなので、捕虜収容所の設置場所を近くに変更することにした。

 

この後狙撃ポイントを少しずらし、遠距離を含めた広範囲の索敵に切り替える。

目視出来ない距離で、レーダーに反応があった。

すぐに攻撃を開始する。

距離があるため抵抗も激しいが、捕獲することができた。

 

タイチョーは、続けて二人の下士官を捕獲して、放置していく・・

タイチョーが捕まえた捕虜の管理も、俺の仕事。

 

俺のほうも、近距離戦闘でもう一人捕獲した。

このポイントで、タイチョーと俺で3人ずつ捕獲したことになる。

その時ヨッチャンから入電

状況は悪いようでこちらに合流するとのこと。

しかしこっちのポイントも6人捕獲したせいかアオリーの気配が消えてしまっていた。

1500時

敵の気配が無くなったため1530をもって朝のポイントに移動することにタイチョーと協議し決定した。

 

1530時

合流すると言っていたヨッチャンが、未だに姿を見せない

盗聴防止電話の後、アオリーと遭遇したか、戦闘に負けて逆に捕虜になっているかのどちらかだろうと推測する。

こちらから連絡をしてみると、あの後アオリーと遭遇し二人を捕虜にしたらしいが、伍長クラスとのこと。

 

ヨッチャンと合流し敵陣地を後にする。

先ほど波状攻撃で負傷したポイントから敵は撤収したらしく何事もなく無事に通過した。途中オジョーを拾い戦闘区域を抜けハンビーまで戻った。

 

1600時

最後の決戦の地に到着。

風が強い。

前方に広がる山では激しい雨が降っているような雨雲に覆われている。

あの雨雲がこちらに移動してくるまでが戦闘時間となるだろう。

 

軽装備で移動を繰り返して索敵をするが、敵の姿は全く見えない。

遠距離の索敵も反応なし。

それ以上に爆風で遠距離攻撃が難しくなっている。

日が沈み辺りに夜の帳が降りたころ、近くにいたファミリーがAJIと戦闘を開始した。

士官クラスの良いAJIが次々と捕虜になっている。

オジョーを含め俺もターゲットをAJIに絞り参戦するが、爆風も相まって苦戦を強いられる。

 

1800時

少し前から降りだし雨が強くなりだした。

撤収の時間だ。

最後の決戦は、全員が心に大きな負傷をして終了となった。