ブダペストへ
今回の東電福島原発事故では、小学生で鉄腕アトムに感化され原子力にあこがれを抱き、原発を何となく容認していた自分の不明を恥じるばかりである。
そして今回は、図らずも誰が本当のことを語り、誰がデタラメなデマやインチキ話をしているのかを見極める機会ともなった。
反原発を訴え続けた高木仁三郎や広瀬隆という人は知っていたけれども、彼らの著書を手に取ることはこれまでなかったが、今回あらためて読んで自分の知見の浅さ狭さ思い知らされた。
それだけに、原発事故以前に誰がどんなことを言い、事故発生直後に誰が何を言い、そして今後に誰がどんなことを言うのかはシビアに見ておく必要がある。
手近かなところでは、インターネットで彼らの主張の一部を知ることができ、「高木仁三郎の『核施設と非常事態--地震対策の検証を中心に--』 」というので検索すると、今回の原発事故を的確に予測し警告していたもとが見てとれるし、広瀬隆のダイアモンド社のWeb Site にインタビュー記事が掲載されている http://diamond.jp/articles/-/12199
一方、豊田有恒の「日本の原発技術が世界を変える」(祥伝社新書)は、科学者でも技術者でもないからある程度の間違いも許されるかも知れないけれど、原発事故後に読んでみれば「えっ、こんなこと云っちゃってる!」「そんなこと云っていいの?」と、今になってみれば呆れて笑える。
それはそれとして、パラダイム・シフトのことをもっと続けようと思うが、明日から所用でかつてのオーストリアハンガリー帝国の帝都のひとつブダペストを訪問し、来週、復路ではドイツ・ドナウの要衝レーゲンスブルグに立ち寄る予定なので、明日からの一週間は気分転換で旬の白アスパラの話などをしてみよう。